「お客様ともっと身近につながりたい」「リピーターを増やしたい」そんな想いはありませんか?LINE公式アカウントなら、お客様のスマホに直接お得情報を届けることができます。メールよりも開封率が高く、電話よりも気軽。今日から始められる「お客様との新しいつながり方」をご紹介します。
なぜLINE公式アカウントが効果的なの?
お客様の行動から見るLINEの強み
- 日本人の9割が使用:年齢を問わず幅広い層が利用
- メッセージ開封率90%以上:メールの約4倍の開封率
- 即座に届く:送信してから数分で相手に到達
- 気軽にやり取り:電話よりもハードルが低い
こんなお悩み、ありませんか?
- 「お客様に新メニューをお知らせしたいけど、連絡手段がない」
- 「一度来てくれたお客様に、また来てもらいたい」
- 「雨の日や平日など、お客様が少ない日がある」
- 「お客様の要望や感想を聞きたい」
→ LINE公式アカウントがあれば、これらの課題を解決できます!
アカウント開設:5分でできる簡単スタート
開設の4ステップ
- LINE公式アカウントのサイトにアクセス
「LINE公式アカウント」でGoogleで検索→「今すぐ始める」をクリック
- LINEアカウントでログイン
普段使っているLINEアカウントでOK(新規作成も可能)
- アカウント情報を入力
店舗名、業種、所在地を入力
- 認証を完了
SMS認証で完了(数分で使用開始可能)
基本設定:お客様に見つけてもらいやすくする
アカウント名の設定
- 店舗名をそのまま使用:「○○美容室」「カフェ△△」など
- 地域名を入れる:「渋谷 ○○美容室」など検索されやすく
- わかりやすさ重視:凝った名前より、覚えやすい名前
プロフィール写真の選び方
- お店のロゴ:ブランドイメージを統一
- 店舗外観:場所がわかりやすい
- 看板商品:何のお店かひと目でわかる
- 正方形で見やすく:小さくても判別できるように
ステータスメッセージ
良い例
あいさつメッセージの設定
お客様が友だち追加した瞬間に届く最初のメッセージです。第一印象を決める大切な要素!
効果的なあいさつメッセージの例
あいさつメッセージの注意点
- 長すぎない:スマホ画面で読みやすい長さに
- 特典を明確に:友だち追加のメリットを具体的に
- 絵文字を適度に:親しみやすさをプラス(使いすぎ注意)
- 営業感を抑える:お客様との関係性を重視
お得情報の配信:効果的な送信方法
配信のタイミング
ベストタイミング
- 平日:12:00-13:00(昼休み)、19:00-21:00(帰宅後)
- 土日:10:00-11:00(朝の時間)、15:00-16:00(午後のひととき)
- 避けるべき時間:深夜・早朝、平日の朝(7:00-9:00)
配信頻度の目安
- 週1〜2回が理想:情報価値を保ちつつ、迷惑にならない頻度
- 月4〜8回程度:定期的だが押し付けがましくない
- 特別な時は追加配信OK:緊急のお知らせや限定情報
配信内容のアイデア
定期配信におすすめ
- 新メニュー・新商品のお知らせ
- 季節限定キャンペーン
- 営業時間の変更や臨時休業
- スタッフからのちょっとした情報
- お客様の声や施術例の紹介
配信メッセージの例(美容室の場合)
緊急時・イベント時の配信
- 天候による営業変更
- 予約の空きが出た時
- 限定商品の入荷情報
- 今日だけの特別サービス
緊急配信の例(カフェの場合)
リッチメッセージで視覚的に訴求
画像とテキストを組み合わせた、見栄えの良いメッセージが簡単に作れます。
リッチメッセージ活用例
- メニュー表:料理の写真付きでわかりやすく
- ビフォーアフター:美容室やエステの施術例
- 店内の様子:雰囲気を伝える写真
- 地図・アクセス:初回来店の方向け
一対一のやり取り:ファンを作るコミュニケーション術
お客様からのメッセージ対応
基本的な対応の流れ
- 迅速な返信:できれば1時間以内、遅くても24時間以内
- 丁寧な挨拶:「お忙しい中、メッセージありがとうございます」
- 具体的な回答:曖昧な返事ではなく、詳しい情報を
- 次のアクションを提示:「ご予約はいかがですか?」など
よくある問い合わせとベストな返信例
予約に関する問い合わせ
お客様:
店舗:
メニューや料金に関する問い合わせ
お客様:
店舗:
苦情やご意見への対応
お客様:
店舗:
プロアクティブなコミュニケーション
お客様から連絡を待つだけでなく、こちらから
施術後のフォローアップ
誕生日などの特別な日
効果を高める運用のコツ
友だち数を増やす方法
店内での告知
- QRコードの設置:レジ前、待合スペースに
- POPでメリット訴求:「友だち限定クーポン配布中」
- スタッフからの声がけ:「お得情報をお送りしています」
- 会計時の案内:「次回使えるクーポンをLINEで」
他のツールとの連携
- Googleビジネスプロフィール:投稿にQRコードを掲載
- Instagram:ストーリーズでLINE友だち募集
- ホームページ:トップページにLINE友だちボタン
- 名刺:QRコードを印刷
開封率を上げるメッセージのコツ
タイトル(プレビュー)で興味を引く
良い例
- 「【限定3日間】春の新メニュー半額キャンペーン」
- 「○○様だけに特別にお知らせ♪」
- 「明日空きが出ました!」
- 「今日だけ☆雨の日サービス実施中」
避けたい例
- 「お知らせ」(内容が想像できない)
- 「いつもありがとうございます」(毎回同じ)
- 件名なし(開封されにくい)
ブロック率を下げる工夫
配信頻度の調整
- 毎日配信は避ける:特別な理由がない限り
- 同じ内容の繰り返し配信禁止:新鮮な情報を心がける
- 一方的な宣伝のみは NG:お客様にとって価値のある情報を
- 深夜・早朝の配信注意:生活リズムを考慮
価値のある情報提供
- お得な情報:割引、特典、限定サービス
- 有用な情報:お手入れ方法、季節のアドバイス
- 限定情報:友だちだけが知れる特別な情報
- エンターテイメント:楽しい話題、スタッフの日常
効果測定と改善
チェックすべき数値
基本指標
- 友だち数の推移:月次で増減をチェック
- メッセージ開封率:配信したメッセージがどれくらい読まれたか
- ブロック率:友だちから外された人の割合
- 反応率:返信やスタンプなどのリアクション
ビジネス指標
- LINE経由の予約数:LINE からの予約がどれくらいあるか
- クーポン利用率:配信したクーポンの使用率
- リピート率の変化:LINE開始前後での比較
- 売上への貢献度:LINE友だち限定キャンペーンの効果
よくある質問と解決方法
Q: お客様からの返信が多すぎて対応しきれません
A: よくある質問はリッチメニューやFAQで自動案内し、営業時間外の自動返信メッセージを設定しましょう。本当に個別対応が必要な内容に集中できます。
Q: 何を配信すればいいかわからなくなりました
A: 月間配信カレンダーを作成しましょう。「毎週金曜は今週の振り返り」「月初は今月のキャンペーン案内」など、パターンを決めると楽になります。
Q: ブロック率が高くて心配です
A: 一般的にブロック率は5-10%程度は避けられません。配信頻度を下げ、内容の質を上げることに集中しましょう。100人の友だちより、20人の熱心なファンの方が価値があります。
まとめ:今日から始める3つのステップ
今すぐやること
- LINE公式アカウントを開設(5分で完了)
- 基本設定を完了(プロフィール写真、あいさつメッセージ)
- QRコードを店内に設置(レジ前など目立つ場所に)
1週間以内にやること
- 既存のお客様に友だち追加をお願いしてみる
- 初回配信メッセージを作成(自己紹介+特典案内)
- 返信のテンプレートを2-3パターン準備
継続すること
- 週1-2回の定期配信でお客様との接点を維持
- メッセージへの迅速な返信(24時間以内)
- 月1回の効果測定で開封率やブロック率をチェック
成功のポイント
LINE公式アカウントは「お客様とのコミュニケーションツール」です。一方的な宣伝ではなく、お客様との関係性を深めることを最優先に考えましょう。小さな積み重ねが、確実にファンを増やしていきます。
次回予告
「初めてのInstagram投稿」で、LINE友だちがさらに増える魅力的な発信方法をお伝えします。写真と短い文章で、お店の魅力を多くの人に届けるコツをご紹介予定です。
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